A.私はシーカヤックには疎いのですが、リバーカヤックとは違った危険があります。
川は川岸が近いので、何かあれば、比較的簡単に陸に上がれますが、海では沖に出てしまえば、簡単に陸に戻ることはできません。
以前私が初めてシーカヤックしたとき、パドルを手から離してしまうとヤバいと感じました。
何かをするときに、パドルから手を離して海上に浮かべておいたところ、パドルが艇からちょっと離れてしまいました。川ではよくあることです。手で水面を掻いていけば、パドルを掴めます。
しかし、シーカヤックは艇が長く、横方向に向きを変えるのに相当時間が掛かり、パドルを取り戻すことが困難です。
潮の流れが速いところだと、おそらくパドルに追いつくことができません。
また、カヤックがひっくり返って、そのまま起きあがれるテクニックがなければ、一端カヤックから脱出して、再びカヤックに乗り込まなければなりません。再びカヤックに乗り込むのは案外困難なようですし、もし風や潮にカヤックが流されでもしたら本当にヤバいと思います。
このようなことから、シーカヤックには予備パドルや、カヤックの中に入った水を吐き出す水だしポンプなど、予想される危険に対応した装備を携行するようです。
悪天候で陸に戻れず、外国に連れて行かれることもあり得ます。
そのときは、外国に行き着く前に、天国に着くでしょうね。
普通にシーカヤックを漕いでいて、鮫に襲われたという話を聞いたことはありませんが、シーカヤックの下で鮫にウロウロされたことは聞いたことがあります。
いずれにせよ、生きた心地がしませんね。
特にシーカヤックでは経験もないうちに、一人で沖合に出ていくのはヤバそうです。
必要な装備としっかりとした知識・スキル・経験を身につけることが大切です。（管理人） |
