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パドルのフェザー角
Q.カヤックを漕ぐダブルパドルは何故、左右のブレード角度が違うのでしょうか?
A.左右のブレード面のズレをフェザー角といいます。
昔は一般的に90度でした。
これは、片側のパドルで水を掻いているときに、空中に出ている側のブレードが空気抵抗を受けないように空気を切るような面になるようにしたものです。
しかし90度だと、入れ替わりでもう片方のブレードで水を掻くために、手首を90度返す必要があります。
長距離を漕ぐと、この繰り返し運動で手首が痛くなります。
空気抵抗を避けるのがいいのか、手首疲労を避けるのがよいのか、各人の好みによりますが、今ではフェザー角45度のものが多く使われるようになってきていると思います。
特にフリースタイルプレイヤーの場合、即座にブレードを入れ替えて、水面を押さえたり、掻いたりしないといけないので、手首をあまり返さなくて済むフェザー角の小さなものが好まれるようです。
そう考えると、0度もあり得るのですが、スムーズなパドル操作には、ある程度フェザー角が必要なのかも??(管理人)